夏コミの準備で外に出ない日が続いた数日前

久々に外出する用事ができた

玄関を出ると日差しが目に痛く、出掛けるのが億劫になった

そんな中、ふと視界の隅がいつもと違う事に気付く

家の郵便受けは裏が安っぽい半透明のプラスチックでできていて、
その郵便受けの中が真っ白いのである

郵便受けを開けると押し込まれたレターパック
差出人には見慣れない名前と住所
受取人は確かに私の名前

重さは軽くて
少し厚みがある

不思議に思ったものの、用事を優先しようと
一度玄関先にレターパックを置き、バイクの鍵を手にとった

バイクに跨がり出発しようとしたが、
しかしどうにもあの届いた物が気になる

モヤモヤしたまま行くのもどうかと思うと、自分に言い訳をして
玄関へ引き返し、そのまま部屋に入って恐る恐るハサミでレターパックの端を用心深く切って開けた

中には見覚えのある小さな円いケースとA4と思われるであろう一枚の紙
 プレゼント01

















ケースは天面が透明になっていて作業中によく小さい部品を入れたりするような物
透明部分から中身は見えるものの
パッと見、中身が何かは解らず私は先に紙の方に目をやった

そこには

「誕生日おめでとう」の文字

以前、拙いながら私が銀製の物の作り方を教えた方からだった

内容としては、私の誕生日を前もって祝ってくれていて、初めて自分が作った銀を私へとの事

小さいケースを開けると蛇革に包まれた銀製のナイフ
プレゼント02
















 
これを一生懸命作っていた事を私は知っている

歳のせいか
疲れもあったせいか
弱っていたからなのか
周りに誰もいない事も背中を押した要因の一つかもしれない

窓際で大の大人のくせに本気で涙が出た

元々涙脆い質なのに最近以前にも増して涙脆い
昔は夏休み真っ直中で帰郷時期だったり、もろもろ理由があったりで、
なかなか人に祝ってもらえなかった誕生日が大人になってから、
こういうカタチで祝って頂けるとは思ってもいなかった

自分から誕生日というのは言いずらいものなので、この記事も書くか迷いましたが、
この活動を始めてから出合った方なので感謝の意を込めて書かせて頂きました

去年の夏コミでもチャマダヒュッテのブースではないのですが売り子をしていた時、
気付いくださった方が数人いてくださいました
その後、結局どのタイミングで御礼の記事を書くか迷っていたら
書き損ねて今日まできてしまったので一年持ち越すのも何かと思い
大変遅くなりましたがこの機会を御礼のタイミングとさせてください

皆様本当にありがとうございます

こんな私ですが今後ともよろしくお願いいたします



C84:夏コミ参加情報は先日の記事にて。